夜景を大切な人と一緒に見られるシアワセ

ステキな夜景を見せてあげると約束してくれた彼は、その後その約束を果たしてくれることはありませんでした。
これも一つの社交辞令なのだと受け入れれば良かったのでしょうが、その言葉を聞いて楽しみにしていた私は、いつもいつ見ることができるのだろうかと実は期待していたのです。
それなら、ちゃんとそれを伝えれば良かったのだと今は思うのですが、当時はそれができない性格。
いえ、無理を言えば嫌われてしまうのではないかと言う不安が大きかったのだと思います。
我がままだとか、面倒くさいと思われるのだけは避けたいと思いました。
だから、いつもただ待っているだけの状態だったのです。
でも、結局そんな「待っているだけ」の女性は、大切にされないのだとその後に気が付きました。
気が付けば、待っているだけの女性は待たせていても良い女性に変身。
大切にされるどころか、いいようにされる都合の良い人になってしまっていました。
自分に自信をなくして、見た目が悪いとか田舎者だからだとか、色んな理由をどんどん探して一人でいじけていたあの頃。
そうすると、益々自分が嫌いになってしまい、益々自信が無くなって行くと言う負のスパイラルに陥って行きました。
でも、その後間もなく生涯を共にする人に出会えました。
その人は、言ったことは必ず守る人。
こちらが黙っていてもちゃんと覚えていてくれる人であり、私の事を大切にしてくれる人です。
香港の夜景も一緒に見ました。
東京の夜景も横浜の夜景も、北海道の夜景も一緒に見ました。
台湾の夜景も見ました。
私は今、綺麗なものや素晴らしいものはいつも、大切な人と一緒に見られるシアワセを手に入れています。

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